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NO.137 「戯論」の典型
□投稿者/ 大閑道人
□投稿日/ 2004/01/21(Wed) 18:45:32
兎角。
ウサギに角はない。しかしながら、「兎角」という表現が成立している、よって、ウサギにも角がある。
・・・こんな風な議論の展開を「戯論」と言ってたように思うのだが・・・
昔むか〜し、卒論で中論を扱ったときの思い出(チャンドラキールティによる『中論』の注釈書・『プラサンナパダー』)
言語がある、ということは、実体がある、というインド哲学の実体論者(この中には、有部も含まれる)に対して、の批判。
これを読んでいて思ったのは「これって、空理空論そのままジャン!」と印哲のドクターコースの先輩が吐き捨てていた。