掲示板の歴史 その十三
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NO.331  Re: 教えて下さい。
□投稿者/ のび
□投稿日/ 2004/12/25(Sat) 10:58:15


なるほど。鉄哉の時代(明治から大正)の「ひとつ目」にどんな意味、というか起源があったのか、たしかに今の時代と情報の質と量が違いますよね。
しかし、空殻さまが感じられる「ひとりの人間の、仏教によって覚った部分とそうでない部分の関係の対比」というのは私も漠然と、そんな感じを受けています。

「唯我独尊庵主」を名乗ったり、自宅に「最勝精舎」と名付けるのは、やはり還俗してから長くても、何らかの想いがあったでしょうね。

昨日、あるサイト(工芸関係)で、にこやかにですが言われてしまいました。

   「お前の目は節穴か!」  と。

「ひとつ目」が木の節であることは最初から判っていたのに、この言葉に呆然としてしまいました。掲示板でのヤリトリでしたので、最初は「目が節なのは最初から判ってるよ」と思い、でも、「お前の目は節穴か!」という言葉が、その掲示板の発言者ではなく、作品から聞こえてきたような気がして、しばらく「オレの目が節穴だったか」と真剣に思ってしまいました。

「節が目になってる(目が節)」という最初から判っていたことが、ぐるっと一周まわって来て、単なる洒落を通り越して、ズシっ、と重く感じられた次第です。

空殻さま、突然にお邪魔したにもかかわらず、丁寧にお答え戴けましたことに、あらためて御礼申し上げます。仏教、禅、日本人として、もう少し勉強したくなりました。私には専門掲示板は難解すぎるようですが、またお邪魔させて戴きます。ありがとうございました。