掲示板の歴史 その十三
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NO.328  なるほどそうですか・・・
□投稿者/ 空殻
□投稿日/ 2004/12/24(Fri) 07:32:20


なるほど駆け落ちですか・・・
意匠のモチーフを臨済とするにはちょっと資料不足かも知れませんが、可能性を否定するわけではないですからね。
この煙管筒は加納鉄哉氏が何歳のときに彫られたものなんですか?

お話を伺う限りでは、加納鉄哉氏は普段は妖怪画はされなかったようですね。秀逸な一目入道なので、妖怪が得意な方なのかと思ってました。

>こうやって、後世の私どもに、あれこれ考えさせるところにネライがあったのなら「参りました」です。

そうですね、禅の、特に公案的要素を多く含んだ作品は往々にして複義的なので見る人を混乱させますし、だからこそ解釈もまた人の心持によって様々に変化します。同じ人間が見ても、見るときの状況によってまったく別のものが見えてくる。
ああかと思えば実はこうだったり、終点だと思ったら実は始発点だったり、まさに仏陀の掌の上で踊らされている感があります。それがまた、踊らされる方としても妙に楽しかったりするんですけどね(^_^)