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NO.220 「心の病気」
□投稿者/ 空殻
□投稿日/ 2004/04/15(Thu) 08:44:06
>仏教学は、心の病気でない限り、ムダだし無意味。
>心理学と仏教との違いは、
>心理学=苦諦・集諦 → 仏「の」教え
>仏教=滅諦・道諦 → ほとけ「になる」教え
>と、そのように対比できると考える。
面白い着想です。
ただ、仏教の場合はあらゆる「無明なる異生(旧訳では凡夫)」を「苦」で括っています。
だから、大閑道人さんの「苦」=「心の病気」にこのことを当てはめると、あらゆる「無明の存在」の「常態」はそのまま「心の病気」ということになる。
すなわち、もし本当に「仏教学は、心の病気でない限り、ムダだし無意味」であり、仏教のいうように「あらゆる無明の存在が心の病気である」とするなら、仏教学は
「あらゆる無明の存在にとって有益なものである」
ということになりますね(^^)