掲示板の歴史 その十
▲[ 306 ] / 返信無し
NO.308  (無題)
□投稿者/ みならい
□投稿日/ 2004/11/04(Thu) 16:28:05
□IP/ 140.128.96.237

>漢文の史的区分の仕方は学者の説によって変わってくるので、誰の説なのか、そしてそれが厳密にどうなのか、といったことを私が実際にしたように番号を振るなどして明示していただくと、混乱を最小限にとどめられるのではないかと思います。

すみません。この部分、読み落としていました。書きおわってから読み直していて気がつきました。以後、気を付けます。史的区分の近代云々が王力、呂淑湘あたりから始まったことは覚えていますが、ちょっといつ出版のどの文献に書かれているかはちょっと今確かめられません。

あと、史的区分としては、上古、中古、近代、現代とは違いますが、中国語の文法史については、太田辰夫氏の『中国語歴史文法』『中国語通考』『中国古典語文法』があり、特に前二書は中国語訳も出ています。中でも最初の一冊は、これが50年まえ個人で行った研究だとは思えないほどのものです。仏教漢文の重要性については、日本ではこの本、中国では前述の呂淑湘が言及しています。