掲示板の歴史 その六
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NO.154  (無題)
□投稿者/ さくらんぼう
□投稿日/ 2004/01/23(Fri) 22:22:33


はじめまして。

>現代における仏教の意義とは

管理者様はじめ多くの方をさしおいてすいません・・・。

不勉強な人間が思う感覚的な私見ですが、
 長い歴史の中で、国が変わり、社会環境が変わり、
いろんな事柄が変わっていく中で、
それ相応の変身を遂げながら、生き続けている仏教。
その教説には多くの矛盾をはらみ、現今の情報化社会の中にあって、
その矛盾は私たちを多く悩ませる要因のひとつです。
 しかし、その矛盾こそが、時代の変化に応じた精神文化の需要を可能としているように思えてなりません。精神文化は社会全体の支柱だと思いますから、ある意味、この仏教の抱える矛盾こそが、今を生きている私たちにとっての「仏教の存在意義」だと感じます。
 グローバルな視点での意義を考えれば、・・・。多くの矛盾がそのまま全部仏教ですから、排除とか抹殺とかいう概念よりも、制御とか均衡といった概念の方が強いような気がします。ですから、一神教には無い、おおらかさやバランス感覚の良さによる、新しい価値観の想像が可能なような気がするのです。直線的でない円環の、父性的でない母性的原理の、・・・そしてまた、それらの原理をも包括してしまうような、そんな普遍的な価値観を期待してしまいます。
 
 よこレス、ご容赦の程。