掲示板の歴史 その六
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NO.171  この話材では?
□投稿者/ 空殻
□投稿日/ 2004/01/27(Tue) 17:36:58


>確認は必要だ、とおもいますよ(この話材では)

「この話材では」ですか。
仰る意味がよく解りません。
典拠資料や考古学的史料等、情報源の確認はどんな場合においても、気付いたら可能な限りしておいた方がよいと私は考えます。
酒の肴にした話であろうと、それが学説に関わってくるならば徹底的に調べて確認を取るべきでしょう。
プロとしてそれを生業にし、飯を食っているならば尚更のことですね。
私などはプロではないので、趣味でやっているわけですが(笑)
とにかく、確証が得られない知識ならば常識などにするべきではない。

>文字学問に練り上げられる前に、ひらめき、あるいは、アイディアとして「そうだった」と考えているようなのです

上記は[記事No.168]から引っ張ってきたラインなのですが、つまり 「一=陽」+「二=陰」=「三=完全な状態」 というのは単なるブレーンストーミングだったわけですよね。
つまりそれは草案のひとつであって、学説でも常識でもなかったわけだ。
まあ、もしそうでも、それはそれでいいんですよ。
それがあくまでも草案のひとつとして認識されている限りはね。

学者の方たちが、自分たちが酒の肴にしたアイデアのひとつをそっくり鵜呑みにして「常識」だと思い込むのは、はっきり申し上げて愚挙です。
たんなるブレーンストーミングなのだから、「なるほど、そういうこともあるかも知れぬ」程度に注意して、あくまでも学術的可能性(仮説)の一つとして互いに心に留めておき、機会があればそれを軸に調べてみるべきなのではないでしょうか。

まあ、専門家とはいえ、いい加減な人も少なくはない、ということなのでしょう。
いい参考になりました。
ありがとうございます(^^)