掲示板の歴史 その六
親記事 / ▼[ 114 ] ▼[ 117 ] ▼[ 131 ] ▼[ 132 ]
NO.113  ちょっと、おしゃべり
□投稿者/ 大閑道人
□投稿日/ 2004/01/16(Fri) 16:57:24
(一般掲示板[48])


--------------------------------------------------------------------------------

瓢箪鯰 0 投稿者:大閑道人  投稿日:1998年12月31日(木)18時17分40秒

禅の修行に、「公案」というのがある。いわば、問答のタネだ。
一休さんのとんち話など、公案から出た逸話だ。
「屏風絵の虎を捕まえろ」など、実に適切な例。
「手をたたく。さて、拍手の音は、右から発したか、左から発したか」
ま、頭の体操、と思ってくださって、(とりあえず) 構いません。
--------------------------------
瓢箪鯰 1  投稿者:大閑道人  投稿日:01月01日(金)00時21分04秒

15世紀、室町時代の禅僧、画僧、雪舟。
涙で描いたねずみの絵で、彼は有名だ。
だが、その師匠の如拙は、雪舟ほど知られていない。
その如拙の「瓢鯰図」は、禅の公案としては一般にも
とっつきやすいものだ。これを題材に「個性」を考えてみよう。
まず、瓢鯰図の図柄を説明すると……、
漁師が川の側で、手に瓢箪を持って立っている。
川で泳ぐ鯰を、その瓢箪で捕まえよう、というのだが、
さて、どのようにして鯰を捕まえるか。
以上、話は簡単だ。

--------------------------------------------------------------------------------


・・・というお話は、如何??