仏教用語辞典


有所得 [うしょとく]
認め知ること。何ものかを知覚し、それが実在していると思いなすこと。
ナーガールジュナは『中論』にて、これが滅した状態を涅槃(ニルヴァーナ)であると述べている。
二〇〇四年五月十日入力)

⇒ 涅槃 戯論